NIHON KOGEIKAI

第36回 伝統工芸日本金工展

受賞作品解説

平成19年 4月17日更新


4-00060-004-036-00068

日本工芸会賞

きんぎんどうもくめがね「いためこばこ」
金銀銅杢目金「板目小箱」

林 美光

 各種の色味の異る地金を熔着した後、彫りを加え、打ち展べて表われた文様を生かして器物を成形する杢目金は、我国独特の技法である。この作品は金銀銅を用いて美しい板目文様の素材を作り、これを箱の天板から側面にかけて流れるように用い、合口にも文様の異る杢目金を飾るなど、繊細なデザイン感覚がうかがわれる。作者は長年にわたり、金を使った特色ある杢目金の作品に取り組んで来た。その成果の一つとして注目に値する佳作である。

(第36回 伝統工芸日本金工展図録より)



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製作著作
社団法人日本工芸会
2007