NIHON KOGEIKAI
第11回 伝統工芸 木竹展
入賞作品解説


5-00053-005-011-00033

文化庁長官賞

くろがきふきうるしぞうがんばこ
黒柿拭漆象嵌箱

すごう ひとし
菅生 均


 箱の表面の流れる文様と交差する線彫りは絶妙な効果で、端正で調和のとれた作品となった。筋状で丸みを帯びた彫刻、程良い拭漆による表面仕上げ、さりげない象嵌と配慮された要所は一体となり、格調高く織りなす綾のリズムは観る者の心に快く伝わる。素材の特長を生かし、造形感覚と卓越した技術がうかがえる優品である。

(第11回 伝統工芸 木竹展図録より)



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製作著作
社団法人日本工芸会
2007