NIHON KOGEIKAI
第16回 伝統工芸 人形展
入賞作品解説
6-00053-006-016-00089
日本工芸会賞
「つまびき」陶
山下玉枝(やました たまえ)
アルパ(ペルーの民族楽器)を練習する祭りの前のこの少年の姿から大地に根ざした心安らぐ音色が伝わってくる。
唐津系の陶土を使用、ひねり、輪積み、くり抜き等の方法で中を空洞にしながら形成、素焼き(800℃)のあと、マット系の釉薬を塗り象嵌(1280℃)にて本焼、のち上絵窯にて二回焼成。
土の持つ素朴さ、暖かさが、この作品のテーマと相俟って、いつまでも心に残る佳品である。