6-00028-006-019-00034
文化庁長官賞
「南国の音」木芯桐塑布紙貼
小林幸子(こばやし さちこ)
波音に重なって聞こえる三線の音、エイサーの太鼓のお音に身をゆだねながら思いに耽る(ふける)沖縄女性。手足からは軽いリズムも伝わる。
その涼しげな衣裳は、染紙と麻布を貼り重ねる工夫で芭蕉布の味を見事に表現している。
作者は、すみずみまで神経の行き届いた制作姿勢で、一見静かなこの作品を、見る者の目を捕らえて離さない完成度の高い優品とした。
製作著作
社団法人日本工芸会
2002