NIHON KOGEIKAI
第37回 日本伝統工芸染織展
入賞作品解説


2-00126-002-037-00060

山陽新聞社賞
読谷山花織着物 (よみたんざんはなおりきもの)
比嘉恵美子(ひが えみこ)

 読谷山花織は、沖縄本島中部西海岸の中央にある読谷村に古くから伝わる染織で、浮織と絣を使用したきわめて特色ある伝統的な技法である。この作品は、縦糸を絹でブナ科の常緑樹である椎(しい)で濃く染め、緯糸は藍で濃淡に染められている。浮織は白、黄、赤等の色糸で織り出され、その組み合わせによる幾何学的な模様は着物全体にリズムを作り出している。花織の基本を組合せ現代感覚を織りなした優品といえよう。

(第37回 日本伝統工芸染織展図録より)



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製作著作
社団法人日本工芸会
2000