2-00035-002-040-00013
文化庁長官賞
紬織着物「瀬音」
上原晴子
| せせらぎをテーマに2年間の構想を経て完成した作品。背中央、袖、前身頃に配された青、茶、黒の帯状のラインが印象的で、清冽な水流の感覚を呼び起こすかのようだ。一方、整然と織り出された十字は白地の輝きを引き立て、線文の強さとは対照的に、この着物に軽やかな味わいをもたらす。情景から五感すべてで吸収した要素が、経緯絣の技が冴えた文様としてみごとに置換されている。 |
(第40回 日本伝統工芸染織展図録より)
製作著作
社団法人日本工芸会
2006