3-00300-003-022-00116
朝日新聞社賞
乾漆階段箱
森 安史(もり やすし)
| 形が階段状になっている乾漆の箱で、容器と蓋の合い口や中仕切りにも段がついている。この独特な形状は、作者の造形上の研究から生まれたものであるが、階段状にすることで硬さもあり、柔らかさもあり、また光が反射したり、吸収されたりして変化をもたらしている。正面および裏面中央部には青金を蒔き、透漆をかけてメタリックな質感を醸し出し、ほのかな光彩を放っているかのように箱に安定した存在感と表情をあたえている。 |
(第22回 日本伝統漆芸展図録より)
製作著作
社団法人日本工芸会
2005