3-00040-003-023-00052
朝日新聞社賞
きんまかきこばこ
蒟醤柿小箱
佐々木正博(ささき まさひろ)
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白と赤を基調にした色彩豊かな作品である。現在は様々な顔料が造られており、色漆を使う蒟醤技法にとって刃物や彫り方の工夫と合せて表現の巾が豊かになってきた。木地は桐材が使われ自作の指物である。創作の仕事にとって木地作りが自由なことはとても力強いことである。連続文様の芒と写実の柿を組合せ、晩秋の情景が詩情的に表現されている。作者は常に折々の四季の移ろいに心を傾けており、自然に対する人柄が窺がえる作品である。
(記 山下義人) |
製作著作
社団法人日本工芸会
2006