5-00025-000-035-00487
NHK会長賞
せんじょうひねりくみすかしはなかご
線状捻組透花籃
飯田清石(いいだ せいせき)
この作品のテーマはねじり文と称して、扇の要を中心に左右に開いたごとく
平割材を重ねて文様としているところである。従って、技術上総体の形は極端な変化を
望むことは出来ない。やや楕円形としたことは無理のない構成である。
竹工芸も伝統に縛られる感があるなかで、技術的にも作者の創意がいかんなく発揮され、
新しい現代的な作品として認められたものである。
竹材も天然の真竹の煤竹を使用したことは、作品を落ち着いたものとしている。
(第三十五回 日本伝統工芸展図録より)
製作著作
社団法人日本工芸会
1988