3-00051-000-037-00401
高松宮記念賞
かんしつふたもの
乾漆蓋物
竹内幸司(たけうちこうじ)
朱漆の甲面から側面を6分割し、一面おきに小さく4分割する。
大きな3面の胴張りと小さな12面の胴張りを斜線でまとめ、
黒漆で塗ぼかし呂色磨きしたことにより、朱漆と黒漆の麗しい光の反射が
見る人に緊張感を伝えて来る。
石膏原型に和紙と麻布を糊漆で貼り重ねる乾漆技法で、内側は2段重ねで、
器としての効果も充分で、熟練されたキュウ漆技法が遺憾なく発揮された気品ある作品である。
(第三十七回 日本伝統工芸展図録より)
製作著作
社団法人日本工芸会
1990