6-00038-000-037-00615
朝日新聞社賞
「ふうさ」もくちょうさいしき
「風沙」木彫彩色
玉置光子(たまきみつこ)
人形はその作者の心に育まれた詩の表現で、それは写実的なものもあれば、
この作品のように、絵画的な線と色を追及したものもあって良いと思う。
木彫を土台として中近東の風俗になぞらえて、砂漠の流砂の幻想をすっきりとした木彫の線と、
何回か金箔と絵の具を重ね、青貝・金を散りばめた色調は、長い年月の技量を示すもので、
美しく品格のある優雅な作品である。
(第三十七回 日本伝統工芸展図録より)
製作著作
社団法人日本工芸会
1990