7-00017-000-038-00626
日本工芸会総裁賞
きりがねさいしきかざりばこ「かふうゆういん」
截金彩色飾筥「花風有韻」
江里佐代子(えりさよこ)
神代杉の八角の筥の内は、五段の中子があって、それぞれに可憐な文様が截金で施され、
外形のデザインは、風の音、水の流れ、花の香りをイメージした華麗な文様で飾り付けられている。
この形と文様の美の調和が、見る人に快い響きを以て迫る優品である。
截金は、我国平安期以来の伝統ある技法で、仏像彫刻、仏画の彩色面などに精巧に施され、
美しく、目を奪うような装飾効果を特徴としている。
(第三十八回 日本伝統工芸展図録より)
製作著作
社団法人日本工芸会
1991