1-00257-000-039-00253
高松宮記念賞
ゆうりきんさいてつせんもんばち
釉裏金彩鉄仙文鉢
吉田美統(よしだ みのり)
釉裏金彩は第二次大戦後に九谷系や有田の陶芸家によって始められた技法であり、
氏はそれを受けてより洗練された釉裏金彩に挑み、すでに技術的に完成の域に達している
本焼した素地の上に上絵釉を金箔の下地としてすっぽりとかけて一度焼き、
次ぎに厚手と薄手の金箔を載った文様を置いて又焼付けさらに、萠黄色の上絵釉をかけて
焼き上げたもので、上絵は三度焼きである。
金箔の文様表現は整美で、技術の確かさが窺われる作品である。
(第三十九回 日本伝統工芸展図録より)
製作著作
社団法人日本工芸会
1992