4-00074-000-040-00498
日本工芸会総裁賞
ふきわけかき
吹分花器
般若 保(はんにゃ たもつ)
吹分とは、異なった材質を別々の坩堝で同時に溶解し、それを一つの鋳型に同時、
又は交互につぎ込み器物を作る技法である。
この花器はふっくらとした貝を思わせる形態に無駄のないすっきりした口作りに
黒色の銅と結晶の出た梨地の黄銅を別々の湯口より三回交互に鋳込まれており、
近代的感覚にあふれた優作である。
(第四十回 日本伝統工芸展図録より)
製作著作
社団法人日本工芸会
1993