5-00090-000-040-00587
日本工芸会奨励賞
じんだいもくがかざりばこ
神代木画飾箱
三浦信一(みうら しんいち)
二段重ねの箱で、用材は、黒柿、神代欅、神代タモ、黄の線は榧(かや)を使い、
細い菱形で文様を表現し、細い菱形は技術的に難であるが、此の事を見事成し遂げ、
色調と、形態的にも大変良く、落ちついた作品と成っている。
今年は全国的に長雨で、木を扱う者として、例年になく試練の年と成り、
作者は芯材に榧の古材を使い、漆仕上げは五十回なすも、木味を損なう事なく、
見事な仕上げと成っている。
(第四十回 日本伝統工芸展図録より)
製作著作
社団法人日本工芸会
1993