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第四十一回 日本伝統工芸展
受賞作品解説
2-00001-000-041-00284
日本工芸会保持者賞
きんぎんはなたすきもんらしょうぞくきれ
金銀花襷文羅装束裂
北村武資(きたむら たけし)
羅の地に金糸をもって文様を織り出す羅金は、作者がかねてからレパートリーの一つとして
きたものだが、今回は四センチ程の花襷を文様に織り出している。
渋い鼠の地に金銀の繊細な文様が底光りし、抑制の効いた美しさを醸している。
所謂高踏な品位の高い作品である。装束裂とされているように、裏に廻った不要の金糸は
すべて切り除かれ、すぐに仕立ての出来る配慮がなされている。
作者の周到な配慮がうかがわれる優品である。
(第四十一回 日本伝統工芸展図録より)
製作著作
社団法人日本工芸会
1994