5-00092-000-046-00599
日本工芸会奨励賞
したんもくぞうがんかざりばこ
紫檀木象嵌飾箱
宮下賢次郎(みやした けんじろう)
今日、良材入手が困難な壇木(たんぼく)、紫檀(したん)を使用し、
指物と象嵌の技法を用いて小箱にする。花櫚(かりん)の菱文を黄楊木(つげ)の細線で包み、
繋ぎ、全面に文様を施す。形状も丸みをもたせ、愛らしい感じに仕上げている。
拭漆も程好く調和し、唐木制作で永年培った作者の造形感覚が窺える佳品である。
(第四十六回 日本伝統工芸展図録より)
製作著作
社団法人日本工芸会
1999