4-00049-000-048-00506
日本工芸会保持者賞
ぞうがんおぼろぎんかき「しんせきじゅりん」
象嵌朧銀花器「岑寂樹林」
中川 衛(なかがわ まもる)
この作品は朧銀を用いた鋳金技法で制作された花器に加賀象嵌(平象嵌)により金、
銀、赤銅、四分一で遠近のある山を表現している。
特に、その山の中に表されている唐松林は幾重にも重ね象嵌によって、奥深さを出している。
重ね象嵌は1ミリから0.6ミリの深さの間に順次彫り、異なる金属を嵌める精密技法である。
自然風景をモチーフにデザイン化された優品である。
(第四十八回 日本伝統工芸展図録より)
製作著作
社団法人日本工芸会
2001