4-00049-000-050-00516
日本工芸会保持者賞
かさねぞうがんおぼろぎんかき「そうげんのもり」
重ね象嵌朧銀花器「草原の森」
中川 衛(なかがわ まもる)
朧銀の花器に銀、四分一(しぶいち)、赤銅(しゃくどう)、金の重ね象嵌により、
ブルガリアの広い草原と森を表現している。形に変化を求めくびれを入れ、
右側は銀を主にして明るく、左側を暗くして、夕方暮れていく時の流れをも表している。
くびれ部分の象嵌も見所である。自然風景をモチーフに現代的な感覚でまとめ上げ、
再構成した作品である。
(南 俊英)
(第五十回 日本伝統工芸展図録より)
製作著作
社団法人日本工芸会
2003