2-00043-000-054-00279
日本工芸会奨励賞
かたえぞめきもの「さわせりもん」
型絵染着物「沢芹文」
釜我敏子(かまがとしこ)
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右裾から左肩へと二種類の沢芹文が帯状になって軽やかに昇っていく。緑の葉から、紫、薄紅、黄色の花がのぞく彩り豊かなものとブルーグレーだけの控えめなもの。両者が互に引き立てあって快い二重奏を奏でる。リズミカルな絽の透け模様からは澄んだ沢のせせらぎが聞こえてくるようだ。素材、文様、色彩、技法が見事に一体となった爽やかな作品である。
(黒田亮子) |
(第五十四回 日本伝統工芸展図録より)
製作著作
社団法人日本工芸会
2007