4-00030-000-054-00472
日本工芸会奨励賞
ろうぎんじきんるはこ「はおと」
朧銀地金鏤匣「羽音」
奥村公規(おくむらこうき)
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朧銀板に荒らしを加えた文字通りおぼろなる地を背景に、金砂子の中を大小の蝶が整然と群舞する。羽を大きく広げた姿は、平安時代後期の蝶形金具に着想を得たらしく、古雅な味わいを醸す。羽の斑紋は銀の配合を違えた三種の青金を象嵌し、砂子も金の魚々子(ななこ)象嵌と布目象嵌を併用して、まことに繊細な諧調性を実現した。
(久保智康) |
(第五十四回 日本伝統工芸展図録より)
製作著作
社団法人日本工芸会
2007