第五十六回 日本伝統工芸展
受賞作品解説
4-00012-000-056-00479
日本工芸会保持者賞
ぎんうちだしかき「せんりゅう」
銀打出花器「潜龍」
鑑査委員
おおすみゆきえ
大角幸枝
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銀地の胴張り形花器で、作者が長年試みてきた鍛金手法の完成度が高い作品である。鎚目を生かし、細かく打ち出した凌線に金と鉛の布目象嵌で、あたかも月波の大海を印象づける表現。その海に龍が潜んでいるおもいから「潜龍」の表題なのであろう。大きく刳り込んだ五陵の口に似合った金、茶褐色の象嵌や凌線のバランスが巧みである。
(小笠原信夫) |
(第五十六回 日本伝統工芸展図録より)
製作著作
社団法人日本工芸会
2009