NIHON KOGEIKAI
第37回 日本伝統工芸中国支部展
入賞作品解説


1-00211-666-037-00001

金重陶陽賞
白瓷花文蓋物
前田昭博

 白瓷花文蓋物であるが、従来からの白瓷と少し趣が違うようである。花文にしても、凸凹が大変はげしく、ふつうであれば堅苦しく冷たい感じのするのが常であるが、この作品は大変柔らかく、あたたかい感じに仕上がっている。
 これは作者が長年、うわ薬を研究して、今までに無い白瓷を完成させたからであろう。中国支部の陶芸は備前焼きで占められていたが、このように釉薬を使った仕事が出現したことは大変喜ばしい。(清水卯一)

(第37回 日本伝統工芸中国支部展図録より)



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製作著作
社団法人日本工芸会
1994