NIHON KOGEIKAI
日本工芸会中国支部50周年記念展
入賞作品解説


3-00046-666-050-00016

テレビせとうち賞

かんしつかききんまふたもの「そよかぜ」
乾漆描蒟醤蓋物「微風」

しおつようこ
塩津容子

 凸レンズのような器形の蓋物。  
 実は、この形が漆器を一番美しく見せる。  
 しかも、地味な描蒟醤には特に効果的な甲盛である。  
 難波仁斎氏の流麗な描線とは異なり、緻密な筆使いで独自の文様を描き、黒地の余白を模様に取り込む構成か巧みになってきている。  
 金の置き平目で変化を求めたのであろうが、少量で止めたのがよかった。  
 このままの感性で、奇を街わず描蒟醤の本質を求めていってもらいたい。(山口松太)

(日本工芸会中国支部50周年記念展資料より)



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製作著作
社団法人日本工芸会
2007