NIHON KOGEIKAI
日本工芸会東日本支部 第41回伝統工芸新作展
入賞作品解説
5-00147-111-041-00352
山種美術館賞
花籃「陽春」(はなかご ようしゅん)
根林二郎
この作品は、真竹の平割材で三重に編んだ安定感のある花籃である。
まず底を輪弧に、胴を菱目に編んだ籃を原型とし、その上に編み目を僅かにずらせた「みじん編」の籃を重ねて編み付け、作品の強度と奥行きを出している。さらに縦材の一部に黒く染色した竹を使って非対称に文様を出し、ややもすると単調になりがちな形に動きを与えている。時間のかかる繊細な編組法を使って、締まりのある均整のとれた形に纏め上げた秀作である。
(日本工芸会東日本支部 第四十一回 伝統工芸新作展図録より)

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製作著作
社団法人日本工芸会
2001