2-00332-111-045-00182
東日本支部賞
つむぎおりきもの「しゅんしょう」
紬織着物「春梢」
山本千秋
| 春めいてきた空に、凛とした梢がそびえ、やわらかい新緑の時が来る。気持ち良く単純化された梢の経緯絣(たてよこがすり)。新緑を表している、刈安(かりやす)と藍(あい)で染めた緑色。そして櫟(くぬぎ)の鉄媒染(てつばいせん)による茶色。すべてがバランス良くまとまっている。あえて地色に生成りの白を使った事も、より爽やかな色調になった。北国の春を待つ作者の想いが結実した秀作である。(平山八重子) |
(日本工芸会東日本支部 第四十五回 伝統工芸新作展図録より)
製作著作
社団法人日本工芸会
2005