NIHON KOGEIKAI
第25回 日本伝統工芸近畿展
入賞作品解説


5-00080-555-025-00515

日本経済新聞社賞
花籃「春のおとずれ」
東竹園斎

 素材には真竹の表皮を削りそれを平割して組竹を黒と赤の二色に染めたものを用い、色の変化で奥行きと柔らぎを与えている。  籃本体は直線を基調とした組技法を用いて端正な形にまとめ、内側を竹のもつ直立した視覚性を直線状に表現し、外側は「春のおとずれ」をテーマに春の息吹きを開花した花びらにイメージしたのだろう。  作者の長年の修練による技術と研究の成果が現代感覚に富んだ優品を生み出している。

(第25回 日本伝統工芸近畿展図録より)



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製作著作
社団法人日本工芸会
1996