NIHON KOGEIKAI
第30回 日本伝統工芸近畿展
入賞作品解説


3-00075-555-030-00309

日本経済新聞社賞
黒溜手付菓子器
三木啓吾(みき けいご)

 加飾の作品が多い中で、ひときわ存在感を示す作品である。塗りは、黒漆の上に透き漆を施した黒溜と呼ばれる技法で把手から器の底にかけて流れる曲線が美しい。木地は薄板を貼り重ねて積層し、把手部分と器をつなぐ構造の強度もよく考えられている。漆塗の美しさと形態が一致した味わい深い作品である。

(第30回 日本伝統工芸近畿展図録より)



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製作著作
社団法人日本工芸会
2001