4-00101-999-040-04013
40回記念優秀賞
布目象眼線繋文箱
白木良明
| 箱の中心に三筋の線繋文を通し、両脇に細線を配したデザインは器形を充分に意識したもので安心して鑑賞できる。側面の無地の鉄色と金・銀線の対比も美しい。作品全体に作者の造形感覚が行きわたっているところが見所だろう。鉄箱の内部は桐でしつらえられ、蓋を開けた時の感じは抜群である。細かくみると三筋の線繋文も中心の筋は銀、両側は金、この点も観て欲しい。全体に上品よくまとまっているが線の太さに強弱をつけ、もう少し作者の意気込みが第三者に伝わる訴求力あったらと思う。今後の肥後象眼の方向を示唆する作品である。(作品解説・大須賀選) |
(第40回 西部工芸特別記念展図録より)
製作著作
社団法人日本工芸会
2005