2-00172-222-036-00138
日本工芸会賞
紬織着物「水面」
高木美智子
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コチニールで染めた「ブルーグレー」と「紺」、楊梅で染めた「銀鼠」等で構成した小格子の上に、白糸で浮織を重ねた一見さりげない作品ですが、この中には、長年浮織と取り組んできた作者の、歴程と創意が満ちています。
浮織で、基本となる二種類の四角を交互に積み重ね、斜線文様を作る一方で、格子文様の一部を消し去ることにより、経絣が存在するかのような効果を生んでいます。そして、そこに用いた「白い真綿紬糸」がこの作品のかなめです。 やわらかな光沢が地色と響きあい、織地に奥行きをあたえ、作品の味わいを増しています。 |
(第36回 東海伝統工芸展図録より)
製作著作
社団法人日本工芸会
2005