6-00185-222-036-00203
中日賞
桐塑紙貼布相込「晨」
八島千代
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ナスカの地上絵に出会って以来、作者はアンデスに魅せられ、厳しい自然とともに暮らすインディオの人々を繰り返し作品にしてきました。
今回は、朝早く会合に出掛けようとする若い男性が題材ですが、その凛とした立ち姿はごく自然で、しかも自信に満ちて見えます。貫頭衣の赤の色味がよく、たっぷりとしたひだ、配された縞の乱れ具合にも素朴さが感じられます。色鮮やかな帽子は、ややくすんだ色調の作品を引き締めて効果的です。 ひとつのテーマに取り組み続けることにより、民族衣装の表現に加えて、その地の空気をも感じさせる優作が生まれました。 |
(第36回 東海伝統工芸展図録より)
製作著作
社団法人日本工芸会
2005