2-00414-222-037-00115
名古屋市 教育委員会賞
経緯吉野帯「風薫る」
伊藤紗綾
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葛(くず)や桑の葉から染めた様々な緑・椿の花からピンク・春菊の花の黄・一位(いちい)の赤茶・臭木(くさぎ)のグレー・コチニールの紫。一つひとつの色を楽しみながら染め出して、一筋ひとすじ感じるままに織り重ね、作者は一条の帯に「若葉の季節」を描き出しました。
経緯(たてよこ)の「吉野織」を窓格子に見立てれば、「平織り」の部分は窓外に広がる野山。 豊かな情感と確かな技術を携えて、清新な作家が誕生しました。木漏れ陽の林の中を爽やかに吹き渡る風のごとく。 |
(第37回 東海伝統工芸展図録より)
製作著作
社団法人日本工芸会
2006