5-01115-222-038-00149
静岡県教育委員会教育長賞
とちふきうるしもりき
栃拭漆盛器
いわもとただみ
岩本忠美
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美しい虎斑杢の栃を、ノミや小鉋で刳り出し、四方の盛器にしています。微かな胴張りと極力薄く仕上げられた縁造りが、心地良い緊張感を感じさせます。
漆を深く吸わせることによって杢理をいっそう際立たせ、両端の深い色合いによって作品に奥行を与えています。
拭漆は、漆を塗っては拭き取り、必要に応じて研ぐ作業の繰り返しですが、一つ一つの工程の匙加減次第で、仕上がりが大きく左右されます。この作品は適切な拭漆の施し方によって素材の笑しさを最大限に引き出しており、作者の日々の研讃が窺えます。 |
(第38回 東海伝統工芸展図録より)
製作著作
社団法人日本工芸会
2007