NIHON KOGEIKAI
第15回 伝統工芸第七部会展
入賞作品解説


7-00058-007-015-00049

文化庁長官賞
水紋硯(すいもんすずり)
相馬周二(そうま しゅうじ)

  宮崎県北部北川町で産出されている石で、赤紫色の水成岩で紅渓石と言われている。
この蓋付の硯は、正方形の小硯であるが、蓋に流水紋が線刻され、表面の角を丸く落とし、石にやさしさと暖かさを感じさせる。硯の陸部は浅く掘り漆を少し残し、四方が決まっていて、仕事の丁寧さと品性により格調高いものになっている。
古硯にある蓋付きや、流水紋を、新鮮な感じに変えた優品である。

(第15回 伝統工芸第七部会展図録より)



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製作著作
社団法人日本工芸会
1999