NIHON KOGEIKAI
第15回 伝統工芸第七部会展
入賞作品解説


7-00062-007-015-00079

日本工芸会賞
泥七宝小筥「待つ春」
保坂キ代子(ほさか きよこ)

 作者は自然の太陽の熱で冬の厳寒の中から花芽が出て美しく開花するシンビジュームを25〜6年育てていて、毎年花の生命力に感動している。
春を待つシンビジュームの様子を泥釉と厚みの違う真鍮線で葉の動きと、花のやわらかさを出すために筥の角も丸みをつけた。形と色調が美しい心地よい作品で、作者の詩情を確かな技術・デザイン力によって調和した品格のある作品に仕上った優作である。

(第15回 伝統工芸第七部会展図録より)



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製作著作
社団法人日本工芸会
1999