第38回 伝統工芸日本金工展
受賞作品解説
4-00029-004-038-00021
文化庁長官賞
ぎんかき「りょう」
銀花器「リョウ」
おおつきまさこ
大槻昌子
この作品は、作者が長年表現手段として研鑚を続けている、削彫り(はつりぼり)と打ち込み象嵌によるものである。
銀という素材の持つ可能性をよく引き出し、魚々子象嵌や荒らし鎚によるテクスチャーの変化も効果的で、凛とした気品ある完成度の高い優品である。 |
(第38回 伝統工芸日本金工展図録より)
製作著作
社団法人日本工芸会
2009