2-00424-002-042-00019
東京都教育委員会賞
つむぎおりかすりきもの「なごりのゆき」
紬織絣着物「名残の雪」
おおたかみゆき
大高美由紀
まずパターンがあって、そこに色を見出し、イメージが濃く、鮮明になってはじめて雪の情景が重ね合わせられた。自然の観察→簡略化=模様づくりとする発想とはまったく異なるプロセスである。絣糸が動き、布という空間を開くことへの関心は、配色の妙、パターンを刻むリズムとなって見るものの感覚に強く働きかける。(今井陽子) |
(第42回 日本伝統工芸染織展図録より)
製作著作
社団法人日本工芸会
2008