NIHON KOGEIKAI
第三十回 日本伝統工芸展
受賞作品解説


7-00106-000-030-00611

日本工芸会奨励賞

きくかごめもんきりこおおばち
菊籠目文切子大鉢

小林淑郎(こばやし よしろう)


 この作品は、天保嘉永年間に始まったと云われている江戸切子(きりこ)の
伝統の「菊篭目模様」を、光学上最適とされる鉛硝子、所謂クリスタル硝子の大鉢の外面に、
廻転する砥石で切り込んで装った鉢である。母胎の硝子の厚味が程よくて、
その為に精巧な切子模様が見事に反射して、大らかに美しく光り輝く白切子の大作である。

(第三十回 日本伝統工芸展図録より)



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製作著作
社団法人日本工芸会
2003