NIHON KOGEIKAI
第三十一回 日本伝統工芸展
受賞作品解説


1-00114-000-031-00077

日本工芸会奨励賞

へきゆうくみばち
碧釉組鉢

木村芳郎(きむら よしろう)


 高台をしぼりこんで鋭くしかものびやかに拡がる器形は、緊張感に溢れる清冽であり、
その薄い仕上げの表裏には数条もの刻筋が走っているが、これは手彫りではなく
飛びかんなを駆使するという新手法を開発してなされたもので、20以上の種類のかんなを試作し、
実験を重ねたあげくにようやくにして得られた成果であり、たいへんリズミカルである。
 銅とコバルトのはいったフリットによる碧釉は、鮮やかにかつ透明感に満ちている。

(第三十一回 日本伝統工芸展図録より)



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製作著作
社団法人日本工芸会
2003