NIHON KOGEIKAI
第四十三回 日本伝統工芸展
受賞作品解説


1-00118-000-043-00083

朝日新聞社賞

せいはくじきかもんおおばん
青白磁幾何文大盤

久保田厚子(くぼた あつこ)


 青白磁は青味のある白磁のことで、中国風に影青(インチン)と呼ばれることもある。
作者は、植物などの彫模様を器面に施した伝統的な影青風の作品をこれまで発表してきたが、
今回は、直線を交差させて幾何文を試み、現代的な青白磁表現が構想されている。
白が際立つところは盤面の中で最も高い部分にあたり、低い部分は釉が厚く溜まって
段階的に青味が深まっている。工程の工夫で全体が手ぎわよく仕上がった作品である。

(第四十三回 日本伝統工芸展図録より)



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製作著作
社団法人日本工芸会
1996