NIHON KOGEIKAI
第四十八回 日本伝統工芸展
受賞作品解説


1-00959-000-048-00014

日本工芸会奨励賞

さいこくじはち
彩刻磁鉢

石橋裕史(いしばし ゆうし)


 シンプルで美しい輪郭線を描く鉢である。轆轤による土の立ち上げの
心地よい諧調が伝わってくる。ボディーに青白磁釉をかけ、焼成してから、
サンドブラスト(強圧で飛び出す砂によって文様を削りだす)で釉面に線状溝を作り出す。
砂の飛び出しを強弱二様に分けて削りだすので、表面に、釉面・強く削られたところ
・あまり削られなかったところの三様のニュアンスの違いが出来上がる。
寡黙だが何か忘れがたい思いを覚えてしまうのは、そのせいだろう。

(第四十八回 日本伝統工芸展図録より)



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製作著作
社団法人日本工芸会
2001