NIHON KOGEIKAI
第四十九回 日本伝統工芸展
受賞作品解説


3-00008-000-049-00387

文部科学大臣賞

らんたいきんまかもんはこ
籃胎蒟醤華文箱

大谷早人(おおたに はやと)


 籃胎の竹編みは本来漆器の素地として使われてきたが、この作品は竹編みの美しさを主題としている。
大きく、角丸した箱は、重ね編み籃胎技法で成形されている。
編みは枡編代で縦ひごは白漆塗、横ひごは紫から白のグラデーションで塗り分け、
美しい菱形の編目を作った。前面は蒟醤の技法で花文を紫から灰色のぼかし埋めとして、
編みの部分と見事に調和し品位の高い作品となっている。

(第四十九回 日本伝統工芸展図録より)



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製作著作
社団法人日本工芸会
2002