NIHON KOGEIKAI
第四十九回 日本伝統工芸展
受賞作品解説


5-00011-000-049-00610

日本工芸会奨励賞

はなかご 「なみ」
花籃「波」

武関翠篁(ぶせき すいこう)


 竹工芸には編むと組むという技術があり、これを編組という。この作美品は組む技術で作られている。又柾割と稱する材料で構成し編んだところはない。 黒と朱色に染めた竹を束ね、やや波をうたせ交叉させることにより微妙な波文様を表現している。題名は「波」とする所以であろう。作者は自己の研究を一歩進ませた新しい作品であり、この努力は賞すべきといえよう。かろやかな現代的な優作である。

(第四十九回 日本伝統工芸展図録より)



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製作著作
社団法人日本工芸会
2002