NIHON KOGEIKAI
第五十二回 日本伝統工芸展
受賞作品解説


6-00033-000-052-00635

日本工芸会奨励賞

「じょうもん・さいれい」とうそぬのかみばり
「縄文・祭礼」桐塑布紙貼

柴田徳子(しばたのりこ)


縄文時代は、土器などに素材は多くとも、「人間」そのもののイメージ構築は容易ではない。木芯桐塑(もくしんとうそ)による確かなモデリングと、麻を用いた衣の木目込(きめこみ)、さらには土偶の面(めん)の組み合わせによって、見事に原始のロマンを謳い上げた。耳の翡翠(ひすい)や手の釧(くしろ)などの装身具にもリアリティが宿り、あえてやさしい面相は、縄文時代に誘(いざな)う。(竹内順一)

(第五十二回 日本伝統工芸展図録より)



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製作著作
社団法人日本工芸会
2005