NIHON KOGEIKAI
第五十四回 日本伝統工芸展
受賞作品解説


7-00072-000-054-00732

日本工芸会新人賞

しょうたいしっぽうひねりばち「ろか」
省胎七宝捻鉢「露華」

松本三千子(まつもとみちこ)


 朝顔と露をモチーフにした作品で、朝顔の花をシルエットにし、薄緑のソフトな明るさのなかに描いている。それがいかにも、暑い夏の中に朝のひととき訪れるさわやかな一瞬を実にうまく表現している。 金属の素地を後で取り除く省胎七宝技法によるものだが、作者はこれまで一貫してこの技法によって制作してきた。今回はこれに「捻り」と名付ける凹凸が加えられ、これまでの省胎七宝にはなかった新しい試みも行われている。
                                    (金子賢治)

(第五十四回 日本伝統工芸展図録より)



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製作著作
社団法人日本工芸会
2007