NIHON KOGEIKAI

第五十六回 日本伝統工芸展
出品作品


1-00365-000-057-00173

日本工芸会保持者賞・鑑

たんせいゆうりぎんさいはなしゅんじゅうもんはち
淡青釉裏銀彩花春秋文鉢

なかだかずお
中田一於


 シャープで美しいアウトラインを描く鉢で、高く太い高台に力動感が溢れている。適度に施された九谷の紺青釉の内側に銀彩で撫子、桜の花を団花文状に配している。釉裏銀彩は本焼きした白磁の素地に文様に切った銀箔を貼り、その上に低火度釉を掛けて焼く技法である。作者はそれを一貫して追求してきたが、この作品では文様の優雅な品格の高さと形の力強さが響き合い、一段と高い水準の作域を見せている。
                                    (金子賢治)

(第五十七回 日本伝統工芸展図録より)



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製作著作
社団法人日本工芸会
2009