NIHON KOGEIKAI

第五十七回 日本伝統工芸展
受賞作品解説


1-00411-000-057-00258

高松宮記念賞

きんらんでさいしきさら
金襴手彩色皿

よしたゆきお
吉田幸央


 生格子染めのような色絵の円、それを囲む白と色絵と白磁の同心円。「白磁とは、色絵とは」から解き放たれることで生まれる表現。素地に付けられ、何度も焼付けられた色絵は、色彩が染料がしみこむように重なり合う。そこに金箔が舞い落ちる。素地を叩いてできた微妙な凹凸の陰影は、白磁に抑揚の効いた表情をもたらしている。
                                    (伊藤嘉章)

(第五十七回 日本伝統工芸展図録より)



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製作著作
社団法人日本工芸会
2010