NIHON KOGEIKAI
第45回 日本伝統工芸中国支部展
入賞作品解説


5-00034-666-045-00004

NHK広島放送局長賞
欅造拭漆盛器
太田光則

 欅材は、杉や松などと共に木工芸の代表的な用材といえる。材質は他に比べて強靱で、耐久性に勝る。拭漆仕上げは、木肌に何度も漆を塗って拭き取り、欅のような硬い材に固有の、自然で美しい木目をくっきりと器面に際立たせる方法である。作品は欅の材を轆轤で丸く挽き上げ、見事な技量で成形した挽物である。盛器に見られる細かな欅の板目の杢からして、作者が相当の銘木を使用したことが分かる。 (大滝幹夫)

(第45回 日本伝統工芸中国支部展図録より)



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製作著作
社団法人日本工芸会
2002