NIHON KOGEIKAI
日本工芸会東日本支部 第33回伝統工芸新作展
入賞作品解説


4-00124-111-033-00363

奨励賞
銀打出盛器 (ぎんうちだしもりき)
倉田公子

一枚の銀の板を打出した盛器。この場合の打ち出しとは“鍛金”とも称されている金属の形成技法で、金槌と当金と呼ばれる道具で一槌一槌打ち出して行く技法である。まず回転体の器形をつくり、更に三個所に面取りを施したこの作品は、高度な打出し技術と、単純で根気のいる作業に真面目に取り組んだ点が十分伺える。そして金属の持つ力強さに、女性のもつ優しさが加わり、斬新な感覚が表現された点が評価された。

(日本工芸会東日本支部 第三十三回 伝統工芸新作展図録より)



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製作著作
社団法人日本工芸会
1993