NIHON KOGEIKAI
日本工芸会東日本支部 第40回伝統工芸新作展
入賞作品解説


6-00076-111-040-00392

TVKテレビ賞
アトリエ
齋藤芳江

 ポーズを終えて一息。まだ、緊張感を残した表現がこの作品を新鮮で初々しいものにしている。桐材を形に彫り、顔、手足など肌の部分は胡粉で入念に仕上げ、身体に巻きついた布は織りの荒い絹地を木目込み、その上からまた胡粉を塗っている。「身体が布に触れている部分、それに伴う布の皺など、下に人体を感じさせるデッサンが難しかった。」と作者は言う。ややもすると生々しくなりがちな難材と形を、極力押えた色彩でまとめ、豊かに表現した爽やかな作品である。

(日本工芸会東日本支部 第四十回 伝統工芸新作展図録より)



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製作著作
社団法人日本工芸会
2000